難病と闘う人の強さ
自分の病名が告げられる前、つまりは検査結果待ちの間、様々な病名やドラマのワンシーンが頭をよぎりました。
筋肉が衰えていく病気、、
ドラマの主人公が段々と動けなくなっていき、しまいに寝たきりとなってしまうシーン、、。
結果的に私はギランバレーでしたが、世の中には本当に様々な難病があるのだなぁと改めて感じています。
特に私と症状が似ている病気を題材としたドラマを上げてみました。
例えば「1リットルの涙」
2005年にフジテレビで放送されたドラマですが、これは実話を元にしています。この時の主人公の病名は脊髄小脳変性症。転ぶことが多くなり、そこから徐々に運動機能が麻痺していく様子が描かれていました。
この時印象的だったのは主人公の書く日記。字がかけなくなるまで必死に書き続けていた記録は、後に本として出版され、私ももちろん買いました。ドラマにも本にも涙が止まりませんでした(T_T)
そして「僕のいた時間」
2014年にフジテレビで放送されたドラマです。こちらは筋萎縮性側索硬化症(ALS)を題材としていましたが、症状は似ていて、筋力の低下から呼吸困難、そして死に至る難病です。
実はこちらのドラマでも主人公が日記をつける場面があったのです。
どちらのドラマも改めて見返していたのですが、自分の現在の姿に重なるので、共感できる場面がとても多くありました。
そして気付きました。
病気になると、人は今までとは全く違う世界や考え方を持つのだということ。
そして同時に生きる強さを持つということ。
だからこそ病気と戦う人々が持つ言葉には力や感動があります。
その言葉に私も過去何度も助けられてきました。
今は私も一病人の立場です。
せっかくこの立場になれたのだから、自らの考えや思いを言葉に残していきたいと強く思います。
自分が元の生活に戻り、このブログを見返した時に、あ、あんなこと考えてたんだと背中を押してもらえるように。
これは入院して1週間程経った時に、書いた字と絵です。何ともお恥ずかしいですが…汗
ちなみにややこしいですが、右側の小人のみ父親作(笑)
字や絵を書く力も急激に落ちてしまいましたが、パソコンの文字よりもその時の感情が現れている気がします。
これからもリハビリがてら少しずつ描いていきたいですね_((Ф(・ω・`)
世の中には今日も様々な病気と戦う人たちがいます。
一方で元気に生活している人もいます。
それぞれが自分の価値観やその場その場の感情を忘れず、その日を大切に生きてほしいと願います。