むらゆかぶろぐ。

27歳。夫と2人暮らし。夫婦のことや趣味について。久しぶりに再開。

レディーガガの病気 「線維筋痛症」について

 

先日、世間を騒がせた衝撃のニュース。

【レディーガガが線維筋痛症を公表。当面は休養】

 

世界低アーティストの告白に驚かれた方も多いのではないでしょうか。

 

この線維筋痛症とはどのような病気なのか調べてみました。

 

 

■線維筋痛症とは

筋肉の強い痛み、うつ状態、倦怠感などが生じる病気で、原因は分かっていないとのこと。慢性的に痛みが続くことが多いようです。

日本では約200万人の患者がいると推定されているそうです。

 

 

■痛みについて

私が気になったのは、その痛みについてです。

日常生活を送ることも困難になるとのことでしたが、例えば物を握ったり、強い風や光に当たったり、ただ座ったりするだけでも痛みを感じてしまうとのこと。

 

昨日のテレビで、線維筋痛症を患っている患者の方がインタビューに答えていました。

その方によると、強い痛みというのは

「まるで血管の中をガラスが通っているような痛み」

と表現されていました。

 

 

私たちには想像を絶する痛みですよね。それを毎日どんな時も感じているだなんて…。

その方も死にたいと思ってしまうと発言されていましたが、相当辛い思いをされている事が分かります。

 

 

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病気になると、身体の痛みに加えて精神的にも辛いことが増えてしまうものです。

 

患者は、自分の症状や痛みについて何とか周りに理解してもらいたいと願うのですが、なかなか伝えることが出来ません。 

 

 

私もギランバレー症候群になって、どこがどのように痺れているのか、筋肉の痛みはどのようなものなのか、必死に伝えてきました。

 

けれど相手はそれを想像することしか出来ないのです。

人は経験したことのない痛みや辛さを感じることは難しい。

 

 

きっとレディーガガを始めとした線維筋痛症の患者も、周りにシェアできない痛みに苦しんでいると思います。

 

 

だからこそ、レディーガガは自身のTwitterで

「同じ病気の人とつながりたい」と病名を発信したのではないでしょうか。

 

同じ病気の人となら、痛みを共有し励まし合うことが出来る。

また似たような病気の人とも繋がることが出来る。

 

 

世界に影響力を持つ彼女が病気を告白したことで、勇気づけられた人は沢山いるでしょう。

 

私も同じギランバレー症候群と闘っている人たちに、少しでも自身の経験談が伝わっていればいいなと日々思っています。

 

 

 

 

線維筋痛症の方々へ、ただただ病気を克服できることを祈るばかりです。

そしてレディーガガが、休養期間を終えてまたステージで歌声を響かせてくれることを、強く願います。