トイレを克服
※今回は少しお恥ずかしい話です…
自由に体を動かせない私にとって、トイレは1番の悩みの種でした。
悲しいことに、病気になってからはトイレに1人で行くことが出来ず、介助がマストでした。
しかも自分で立つことが出来ないので、常に2人で介助。
1人が私を抱き抱えている間に、もう1人がズボンを下ろして座らせる、という形です。
私としては何も出来ず無力です、、、
終わったあともナースコールを鳴らして、また2人介助です。
他の患者さんでも2人介助でやっている方は殆どいません。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
その為、看護師さんが忙しい時はトイレに行くことを我慢することもしばしば…(´・ω・`)
家族以外に涙を見せたことが1度だけあります。
それも実はトイレの中でした。
女性ならではの女の子の日になってしまった日、予測はしていたのですが、いざその日が来た瞬間、涙が止まらなくなってしまいました。
あぁ…こんな事まで自分で処理出来ないのか…
他の人にこんな姿を見せなければならないのか…
( ; _ ; )
ちょうどその頃は足の調子もかなり悪くなっていたので、余計に気持ちが沈んでしまっていました。
トイレで泣いている私に、看護師さんはひたすら励ましてくれました。
「絶対良くなるから!何でも頼っていいんだよ」と。
色々な人に助けられているなぁとその時も強く感じました。
そんなこともあって、トイレは私の中でもかなりの厄介事。
それと同時に何とかしたい問題でもありました。
8月になって、少しずつ歩けるようになってきたことを機に、トイレ動作も少しずつ練習し始めました。
そして、ここ2数週間ほどで
*車椅子をこいでトイレに向かう
*トイレ内のドアを開ける
*トイレ内の手すりに捕まって立つ
*手すりに捕まりながらズボンを下げる
*自力で座る
といった諸々の動作を最初は1人介助で、次に見守りで出来るようになったのです。
(書いていて恥ずかしいのですが、どれも当たり前のことですよね…)
そしてそして、動作確認のテストを受け……
本日!
遂に介助なしの自立と認められました!!!
(((o(*゚▽゚*)o)))
↑頭上にあるボードが書き換えられました!!
自分のタイミングで、自分のペースで、自分の力で、トイレに行ける!!!(;▽;)
これは本当に嬉しい事です。
まだ1つひとつの動作に時間はかかるし、病院のトイレでしか練習をしていないので、課題は沢山ありますが、まずは第一段階クリア!ということで自分を褒めました!(*^^*)
次は公共トイレを使えるようになることが目標です。
まだ外に出る機会は少ないですが、怪我しないように取り組まなければ!
今まで使うことのなかった身障者用トイレさん!これから沢山お世話になりますよ〜!!m(_ _)m